先日、久しぶりに京都へ行きました。
日本整形外科認定スポーツ医資格継続の研修会受講のためです。
*整形外科専門医であって日本整形外科学会が認定するスポーツドクター
いつも問題になる発育期の腰痛。
後屈・捻りで増強した場合、70~80%が腰椎分離症。
初期・進行期は治療すべき。
詳しくは整形外科専門医・整形外科認定スポーツ医受診を。
------- -------- -------- --------
もりもと整形外科・内科の症例から
[中1男子ハンドボール]治療開始時MRI 分離進行期 疲労骨折を治そうと血流が促進している(骨髄浮腫)
最後のMRI 反応が消失
[42歳 女性 中学~高校毎日バスケット]
42歳で初めて辛くなって来院。
腰椎分離すべり症。
[小6バドミントンほぼ毎日練習]
平成26年3月 来院。 第5腰椎(初期~進行期)
説明するも1か月物理療法のみ。
平成27年9月来院。後屈・捻りができない。
分離症の終末期。偽関節型。MRIでも反応がない。
今後は予防的な運動療法も含めて適度なバドミントン。
[小学生(9歳) 体操を始めたために腰痛が出現]
第5腰椎分離症。一部遺伝性の場合もある。
[中学生1年野球 第5腰椎分離すべり症]
小学生時、野球週5回。痛みもあるが継続。
*父親 体育教師
分離があることにより椎体の成長軟骨板にストレスがかかり、すべりが
発生することもある。
--------- --------- ----------
発育期の腰痛は必ず専門医を受診し、精査加療を。
日本サッカー協会は膝のオスグッド・シュラッテル病、腰椎分離症の予防に力を
入れています。
コメントする